大型連休接近|転職活動の積極モードは変更しない

長期休暇
  • 年末年始休暇(冬休み)
  • ゴールデンウィーク
  • お盆休み(夏休み)
  • シルバーウィーク(秋休み)
    など

大型連休が近づくと、どうしても転職活動については気が緩みがちです。実際のところ、どう振る舞うのが良いか迷うことが多いのではないでしょうか。

大型連休前後や大型連休中の過ごし方についてお話しします。

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長期休暇目前の転職活動の在り方

正月休みを含め年末年始休暇、ゴールデンウィーク、お盆休み若しくは夏休みといった長期休暇だと、2つの行動パターンに分かれます。

一つの行動パターンは、

どうせ企業もお休み気分で採用活動にも本腰を入れていないだろう

そう考えて、転職活動、就職活動を休止、若しくはなあなあにしてしまう。

もう一つは、ライバルが休んでいる時こそ好機(チャンス)と考え、

ライバルを出し抜くチャンス!

とばかりに可能な限り、休暇の存在に左右されないようにし、転職活動、就職活動を淡々と継続します。

「どちらが理想的な態度ですか?」、「どちらが良いと考えられますか?」と質問されれば、当然のこととして、休暇に影響されず、転職活動、就職活動を続ける方が良いと答えるのが一般的ではないかと思います。

答えが肚(はら)に落ちていて、答え通りの行動に繋がれば良いのですが、実際のところ、「本当のところ活動して意味があるのか!?」という思いが肚の中に燻っている(くすぶっている)のではないでしょうか。

単なる精神論に過ぎず、実効性はないのでしょうか。

「どうせ採用活動に動きが無いならば、ゆっくり休んだ方が良いだろう」と考えるのは間違っているのでしょうか。

気持ちよく転職活動を行うために、気分良く休暇を堪能するために、少し考えてみましょう。

転職活動ではできることは全てやる

転職活動を休止する場合、仮に年末年始休暇であれば、その前後に既に長期休暇モードに入っていると考えられます。一方、正月気分が抜けるのは翌年の一月中旬でしょうから、丸々一ヶ月を無駄にしてしまうことになります。

そもそも転職活動をなあなあにしたり、休止したりする理由は、求人企業が採用活動を停止するだろうという想定にあると思いますので、

採用活動を休暇開始ギリギリまで頑張っている企業は無いのでしょうか

と質問します。

実際のところ、より良い新年を迎える為にも、採用活動で出来る限りのことをしようと考えている企業はあると考えられます。実際のところ、私事ですが、12月に内定をもらい、月内から出社した経験があります。

転職希望者が、できれば就職を決めて新年を迎えたいと考えているのと同様に、企業だって人材の穴埋めをして新年を迎えたいに決まっているのです。

採用担当者がおっとりと採用は年明けでいいやと思っていても、経営幹部が担当者に積極的な採用活動を促すかもしれません。

例えば中小企業などで、社長が、採用担当者に

まさかもう正月気分になっているのではないだろうな!?

などと釘を刺す場面を想像できませんか?

面接を無理無理セッティングして、社長面接に漕ぎ着け、社長に気に入られて内定なんてシナリオもあり得ることです。(先の経験談より)

どうせダメだろうではなく、

チャンスが有るかもしれない

と考えて行動することが成功パターンです。

好感の源泉にすらなるかもしれない

年の瀬で精力的に活動していることに、好感を持ってもらえることもあるでしょうし、採用して新年を迎えたい企業も有るはずです。

転職エージェントにしても、新年を迎えるに当たり、翌年の求職者(転職希望者)と求人企業(クライアント企業)との引き合わせ(マッチング)や面談のセッティングを睨んで、精力的に活動している転職コンサルタントもいる筈です。

恐らく年の瀬にアクティブに、アグレッシブに仕事をしている転職コンサルタントは優秀な人材に違いありません。年の瀬に面談に行くこと自体に価値があるのです。年の瀬という特殊な時間感覚も作用するかもしれません。つまり、何かに期待できる時かもしれないということです。

転職活動を行う上で、期待できるということはそれ自体で重要なことですよね。

積極性のフィルター

少なくとも早々に休暇モードに入らずに精力的に活動しているという篩(ふるい)或はフィルターに掛かっていると言っても過言ではないでしょう。

年の瀬にも、精力的に採用活動を行っている企業担当者や精力的に転職支援を行っている転職コンサルタントが、年の瀬にも精力的に転職活動を行っている転職希望者に好感を持つことは想像できないでしょうか。

少なくとも転職活動が無駄ではないことは理解できるのではないでしょうか。

晴れて休暇モードに入るタイミング

求人媒体で求人案件を物色し、もう見当たらないところまで探し、転職サイトの新着求人の更新も止まる。そして転職エージェントに登録しても、休暇に入ってしまっているのか連絡が来ない。新しい転職エージェントに登録しても、同様だった。

この時初めて、転職活動は休止し、お休みモードに入って良いのです。

もし未だならば、求人を探し、転職エージェントに連絡しましょう。そして新しい転職エージェントにも登録です。新たに転職エージェントに登録して新年を迎える。

ここまでやって、転職活動でのやり尽し感を得て、心ゆくまで年末年始休暇を楽しむのです。

万事を尽くして天命を待つとは言わないまでも、万事を尽くして年明けを待つということはできそうです。

途中から、年末年始休暇を例に話を進めてきましたが、ゴールデンウィークやお盆休みなどの長期休暇すべてに共通することです。

早々に休暇気分になることは転職希望者としてだけでなく、仕事に対する姿勢としても厳に戒めなければなりません。

https://tenshoku.surikogi.net/why_not_consider/to_be_satisfied/
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