応募したい求人が無いと嘆く前に・・・待つことも必要だがまだできることが有る

待つ

自分だけで決めることのできない事柄については、時として待つことも必要です。

人事を尽くして天命を待つ。正に諺(ことわざ)の通り、できることすべてを行ったら、後は結果を待つしかありません。

ところが、人事を尽くしたとは言い難い(がたい)ことの多いのも人の世の常です。

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焦れず(じれず)に待つことも必要なのですが・・・

希望的観測による待ち

書類選考に合格、首尾よく面接に漕ぎ着けた。面接も好感触だ。

こうなると否応なし(いやおうなし)に気持ちは高ぶってきます。

まだ内定が出た訳では無い。

最終的には、他の候補者との比較だ。

今後、自分より好印象を与える者が出るかもしれない。

薄々は気付いていながらも、大丈夫、大丈夫と不安ながらも待ちに入ってしまう

ともすると、こんな状態に陥りがちです。

しかしながら、これはかなりの危険信号。面接を通過できないと、心理的に一気に落ち込んでしまいます。

万事(ばんじ)を尽くしたとは言い難い状況で、気分のアップダウンが激しくなり、書類選考に落ち続けているよりも心理的に参ってしまうでしょう。

選考が進んでいる時にも、否(いや)、選考が進んでいる時にこそ、新たな種蒔き(たねまき)が必要なのです。

そんな事は分っているさ!

ただ応募したい求人が無いだけなんだよ。

心の中で、そう嘯いて(うそぶいて)いるのではないでしょうか。

求人を探し尽した訳では無いにもかかわらず、です。

応募したい求人が無い

確かに、あなたの言う通り、応募したい求人は見当たらないのかもしれません。

良いでしょう。転職サイトや求人雑誌など、求人メディアでは、十分に求人情報を閲覧したとしましょう。

ところで、登録済みの転職エージェントには連絡を取りましたか。

転職エージェントには一般公開されていない「非公開求人」があることは知っているでしょう。

面談済みで既に面識のある転職コンサルタントに電話やメールはしてみましたか。

興味のある求人が、見当たらなくても、紹介依頼はできるはずです。

求人紹介も依頼済み

良いでしょう。既に転職コンサルタントに紹介依頼済みで、転職コンサルタントからの連絡待ちだというのですね。

それならば、新たに転職エージェントは探してみましたか!?

順調に思われるときほど躓かない(つまずかない)努力を

目先が順調に感じられる時にこそ、反動で落ち込まないように、手を拡げる努力をする必要があるのです。

落ち込んでいる時は、それより下が無いというのはある意味真実です。逆に、順調に居る時、浮上途上では、転落の可能性があるのです。その転落の危機から身を守るためにも、転職活動を継続し走り続けるのです。

転職活動を継続し、少なからず何かアクションを起こしていれば、仮に書類選考や面接で不合格になっても、無為に時間を費やしてしまったという失望感や絶望感からは少なからず守られます。

だから、順調に思われるときほど、躓かないよう、積極的に転職活動をするのです。


転職活動に対する嫌気による待ち

書類選考に落ち続けると、仮に面接に赴く機会が何度か有ったとしても、気が塞いできてしまいます。

絶望的な状況

実際に経験があるのですが、リーマンショックに続き、東日本大震災が有り、当時を知る転職コンサルタントは、

出ていた求人案件が全てクローズした。

と語るように、求人自体が無くなりました。

応募できる、つまり募集要項に何とかでも当てはまる求人自体が殆ど(ほとんど)ない状況下、駄目でもともとと考えて、応募し続けたことがあります。例を挙げると、従事されている方には申し訳ないのですが、特に興味のなかった墓石のセールスの仕事にまで応募しました。

エクセルシート(Excel sheet)に一覧表を作り、応募した求人をリストにし、管理していました。

来る日も来る日も応募しては、お祈りメール(不合格通知)です。流石に応募するのが嫌になってきました。

応募できる求人があるのに、応募したい気がしないのです。既にリストの応募済み社数は優に100社を超えていました。

こんな状態でも、応募したい求人が無いとなってしまいます。

悲観を客観に

このような時は、現実を悲観的に受け止めがちになりますから、誰か適当な人と、話すことが望まれます。

こんな時に適当なのが、転職コンサルタントです。自己評価が下がりがちな状況下で、客観的な意見を求めることができます。

市況、つまり転職市場の状況に鑑み、あなたの現状を示してくれることでしょう。納得の行く評価が得られても得られなくても、複数の転職コンサルタントと話すことをお勧めします。

客観といっても見方は一つではない

何社かの転職コンサルタントと話し、皆があなたの納得行く評価をしてくれれば、あなたは自信を取り戻すでしょう。一方で、人によってまちまちの評価であれば、それはそれで、評価は一様ではない、ひとつではないことで、応募数を増やせばチャンスが得られることを確信できるのではないでしょうか。

一人悩まないこと。徒に(いたずらに)待ちに入らないことが大切なのです。

気分転換に休むことも大切ですが、何かアクションを起こすことも同様に大切です。

休むなら、休む。転職活動するなら、待ちに入らずに、アクションを起こす。

そうすれば、徒に(いたずらに)消耗することも少ないでしょう。

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