転職先が決まるまで心が折れないために
求人に幾度となく応募し、書類選考落ちや面接での不合格が続くと、不安になると同時に自信も無くなってきます。
それでも、不安になる必要はないし、自信を無くす必要もないのです。
不採用はあなたのせいじゃない!
選考落ちした理由が
- あなたが出来る・出来ない
- あなたが人間的に良い・悪い
- あなたに問題がある・なし
であることは極めて
これまでの経歴と応募した職種とのギャップにもよるでしょうけれども、恐らくは、仕事が出来そうにないといった、能力や適性が理由である場合は、ほとんど無いのではないでしょうか。
特別に恵まれた方であれば別でしょうけれども、所謂「お祈りメール」をもらうことはごくごく普通のことで、しばしばあることではないでしょうか。もちろん郵送で不採用通知が届くことも含めてです。
就職活動をしていると、拒絶されたと感じて傷つくことは、しばしばあるでしょう。仮に営業経験者で、普段からお断りには慣れている人でも、転職活動では辛いことが多いようです。それは、慣れている通常の営業活動では、断られるのは商材で自分自身では無いからです。
お祈りされても落ち込む必要はない!
待っていた応募先からの返答で、不採用と判明しても落ち込まないでください。選考落ちの原因が、あなた自身にあるとは限らず、むしろ優秀過ぎたかもしれないのです。
ある会社に経理担当で小森さん(仮名)という人が居りました。
社内では古参の部類に属しており、過去の実績などもあり、監査役など一部から支持されてもおりました。仕事自体は真面目に取り組む人で、その信頼からか経理の中途採用では、面接担当を受け持っておりました。
ところが、ある時、役員の一人がぽつりとこぼしました。
小森さんは自分より有能な人は採らないんだよね。」
実際のところ、こんなことだってあるのです。
採用側の都合
採用活動も公明正大に行われるとは限りません。酷い場合には、時に紐付きの公募と呼ばれる、
こんな当たり前のことでも、自分のこととなると忘れてしまいがちです。
就職活動は、ビジネスライクに取り組む必要があるのです。
選考結果が思わしくなく、書類作成や面接で思い当たる反省点があるのならば、改善し次回に役立てればよいでしょう。結果にはそれ以上に
辞めた(辞める)会社の採用活動を想像してみよう!
企業が採用を決定する理由は、きちんとしたものばかりではありません。ご存知のように会社は泥臭く、必ずしもまともではないのです。
あなたが辞めた会社では、採用が公正に行われてましたか?
実情を知らないのであれば、実際のところ、採用が公正に行われていたと思いますか?
好き嫌いなどの要素で採否が決定されているのではといった疑念を持ったことなどはありませんでしたか?
きちんとした適性評価や能力評価で採用していたと考えられますか?
恐らく肯定的な答えでは無いでしょう。
営業部長が採用のために履歴書を閲覧しておりました。
履歴書の写真を見てニヤニヤしているのです。
写真をみると、モデル張りの証明写真が貼り付けられており、とてつもなく見映えがします。
とりあえず面接に呼ぼうということになりました。
結果は…応募者から面接辞退の連絡で、拝顔は叶いませんでした。
実は幸いだった不合格
今、あなたの身に降りかかっている状況は、退職した会社の人事が行っていた内容と正に同じかもしれないのです。そうだとすれば、選考から外されたことは幸いかもしれません。
公正に、適正に評価されて選考落ちしたのであれば、悲しいことかもしれませんが、真相は分かりませんし、所詮、人間が行うことなので、常に誤りや
その様に考えれば、結果に振り回されることが馬鹿馬鹿しくなるでしょう。気にしないで次に当たるのが一番ということが、
主観的要素が付いて回る採用活動
採用側に
この人と一緒に仕事ができたらいいな
という感情を呼び起こすことが重要と転職コンサルタントから聞いたことがあります。
不合格の理由も
ですから、気にすることも気に
気にしない、気にしない
一休み、一休み
なのです。
テレビアニメの「一休さん」の
明日は明日の風が吹く
採用活動なんて勝手なものさ!!
そうはいってもなかなか割り切れるものではないかもしれませんね。
それなら、あなたが社長で人を採用する立場にあると想像してみてください。あなたが採用しようとする人には、知人や友人を思い浮かべて見るのと良いかもしれません。ある程度、
思惑の坩堝
あいつは優秀だけど、扱いが面倒だとか、こいつは入れたらどちらが社長か分からなくなるくらいリーダーシップがありそうだから止めようとか、異性の誰々はとても魅力的だから、何か社内に仕事を見つけて、仲間に入れたいとか、いろいろ想像しませんか?
もしそうなら話は早いです。採用活動には
あなたの本質は否定されない
扱いにくい※と思われたのかもしれません。
能力が高すぎて断られたのかもしれません。
真面目に見え過ぎて融通が利かないと考えられたのかもしれません。
仮に採用担当が真面目に取り組んでいたとしても、あなたの
単に、会社に合わないとか相性が良くないと判断されたのかもしれません。
自信を持ち続けること
とにかく自信を無くさないことです。そして自信を無くす理由は無いのです。
あなたが気にしていることを気にしない会社はある!
あなたが気にしていることはなんでしょうか。
- 職務経験
- 業務遂行能力
- スキル
- ノウハウ
- 社会経験
- コミュニケーション
- 年齢
- 転職回数
etc.
そして、その組み合わせ・その全て。
あなたが気にしていること全てを問題にしない、気に留めない会社というものはあります。
自分自身がその「気にしていること」に
転職回数が多いと指摘を受けることが多かったので、転職に至った退職理由の正当性を伝えなければならないという義務感に支配されていました。いつも通り、退職理由の正当性をきちんと説明しようと試みました。すると・・・
退職の理由はもういいですよ。相応の事情や正当な理由が有ったんでしょう。あなたの人となりを見れば分かります。
今、私が知りたいのは、あなたに何ができて、これから何をしたいのかということです。
退職理由はもうどうでも良いことですよ。
思いがけず、転職回数や退職理由が不問に付されました。
本質が理解され、既に受け入れられていたのです。
こんな出会いもあるものです。
企業が採用活動において本質に立ち返る時、
外野の雑音はシャットアウト
転職は30歳までだとか35歳までだとか面白おかしく書かれていますが、60歳でも転職に成功する人はいます。
就職活動、転職活動は、極めて個人的なことなので、一般論にはあまり意味がありません。なぜなら、知識、経験、性格、性質、人脈、状況などなどが一人として同じ人はいないからです。
書かれていたことに該当する人が不愉快になる。それも人生や生活の本質に関わる部分でです。そんなことを
そしてひとつの要素の違いで大きく変わってきます。
これからの出会いで変化することだって有り得るのです。
視野が狭い人、頭が悪い人ほど断定的、固定的に人をも断じるので、そんな人の話を聞いて被害を受けないように気を付けましょう。
あなたは雑念や外野の雑音に囚われることなく、転職活動では試行錯誤を続けましょう。
これまで応募した企業は、単に、あなたの本質を見抜くことができなかったのかも知れません。
気を取り直して次に進みましょう!
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転職エージェントを利用すると転職活動が変わりますよ。提出する職務経歴書にも自信が持てます。応募書類に自信が持てると、面接でも自信が持てます。
転職エージェントの利用は一切無料ですから、使わないと得べかりし利益を得られずきっと損をしてしまいますよ。
もっと良い転職先を求められるのに、それより劣る企業で手を打つことになってしまうということです。転職エージェントが抱える未公開求人は膨大なのです。