転職を思ったら初めにすること

転職活動開始

「さあ、転職活動を始めよう!」として公開していた記事を再編したものです。

転職活動を始めるというと、「先ずは求人探し」となりがちではないでしょうか。

求人情報を探すことは確かに必要なことではありますが、手当たり次第にメディアから求人情報を探すというのはあまり賢いやり方とは言えません。

物売りにたとえて言えば、相場を知らないで売りに出かけるようなものです。

ですから先ず

  • あなたの相場、つまり転職市場での価値(以下、市場価値)を知り
  • できる限り値踏みされないで売りたい(売り込みたい)

ということです。

転職活動というと新聞、雑誌、転職サイトなどの求人メディアから直接探す方法が一般的に知られており、直ぐに思い付くかもしれません。

ところが転職活動では

  • 転職条件から見ても
  • 転職活動の労力から見ても
  • 転職活動の効率から見ても

転職エージェントを利用するのが最も有利です。

でもこのことは、まだまだ意外と認知されていないようです。

転職エージェントを利用することを知っている場合と知らない場合では、転職を思い立った時の初動から変ってきます。

もちろん知っていても利用しなければ、おくれを取ることは言うまでも有りません。

転職エージェントをたった今知ったというあなたは、転職活動を幸先よく進められます。

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最強の求人メディアチャネル

転職エージェントは、人材紹介会社とも呼びます。企業から預かった求人案件と転職希望者を引き合わせるのが仕事です。

情報提供だけでなく、的確なマッチングを行うので、最強の求人メディアチャネルと言っても過言ではありません。

転職エージェントを利用しないあなたは

転職エージェントを利用しないデメリットを見て参りましょう。

あなたの主観的判断

転職エージェントを利用することを知らないとすれば、冒頭で触れたように具体的な求人を探して集めることに終始しゅうしせざるをえないでしょう。他に選択肢はないのですから。

そして、あなたが応募できそうだと判断した求人は、残念ながら、あくまでもあなたの主観的判断です。

タイミング

そもそも、今が転職に適したタイミングかどうかを本人の主観だけで判断しなければならないことになります。

マッチング

あなたの現時点での市場価値とその求人がバランスが取れたものなのかどうかすら知るすべはありません。

すべては、あなたの主観的判断に委ねることになります。

埋もれたままの可能性

転職エージェントを活用しての転職と比較すると、たくさんある可能性のほんの一握りで判断することを意味するのです。

実際に応募し、選考を通過したり、選考に落ちたりすれば、あなたの主観的な判断による市場価値も、実勢に近づいていくことでしょう。

非公開求人

それでも、転職エージェントを利用すれば広がる可能性が閉ざされたままであるのは変わりありません。

端的に言えば転職エージェントが保有している非公開求人にアクセスする術は転職エージェントに登録して利用しない限り、開かれないのです。

転職エージェントを利用すれば・・・

転職エージェントを利用することを知っている場合、転職を思い立ったら、転職エージェントに登録し、転職コンサルタントに会います。当初の目的は2つ。

  1. 自分の市場価値の確認
  2. 転職市場の動向

この2つを確認し、転職が必ずしも喫緊きっきんの課題でないならば、今、転職するかどうかを判断します。退職を迫られているなど、喫緊きっきんの課題ならば、如何いかに有利に転職活動するかが、課題となるでしょう。

強力だが盲信しない

転職するかどうかの判断や如何に有利に転職するかのいずれにしても、必ず複数の転職エージェントで確認します。

重大な決断をするに当たり、情報源が1つでは心許こころもとないからです。

転職コンサルタント何人かからざっくりとでも年俸(年収)の目安を聞き、具体的な求人を見る、またキャリアプランの相談をすれば現時点での転職環境の感触は掴めるでしょう。

転職エージェントを利用しても厳しい現状

転職エージェント経由でも、あなたのスペックぎりぎり(職務経歴、スキルなどから狙えるアッパーサイド)の求人を狙えば、書類選考落ちをかなり経験するでしょう。

ある転職エージェントの短期転職成功者の平均応募総数は40から50社とも聞きます。

一般論は知る必要がない

お伝えしておいてなんですが、この手の数字はあまり気にしないことです。転職活動一般で言えることですが、一般的な情報には全く意味はありません。あくまでも個々人についての情報が重要だからです。

あなたに限って言えば、初めに気に入って応募した3社のうちの1社で決まるかもしれませんし、逆に良縁に恵まれず極端な話、100社目で決まるかもしれないということです。転職希望者の応募総数の平均値を知っても何の慰めにもなりませんね!?

大切なことは一般論ではないし、一般論はあなたには当てはまらないということです。

あくまでも好条件で転職しようと考えた場合、転職エージェント経由でも相応の苦労が付き物であり、覚悟が必要なことを予めお伝えしたかったのです。

手探りで応募し続けたら・・・

転職エージェントを利用せずに、手探りで応募し続けたら・・・

厳しい転職事情にかんがみると、転職エージェントを利用せず、独り現実を探って行くには、並々ならぬ強靭きょうじんさが求められると思うのですが、如何いかがでしょうか。

  • 転職活動の主軸は、あくまでも転職エージェントの転職支援サポートに置く
  • それに加えて、更にできる限りの可能性を模索するという意味で、求人メディアに当たって行く

が本筋であることを成功の転職活動では指摘しておきます。

全て登録しておきたいお勧め転職エージェント

早期内定を実現する転職エージェントの選び方

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