登録した転職エージェントは面談に呼ばなかった

面談に呼ばれなかった
えっ、転職エージェントに登録すれば面談は必ずあるでしょう!?

転職エージェントに登録すれば、少なからず期待します。

どんな転職コンサルタントに会えるかしら?

自分のことをよく理解してくれるかしら?

自分に合った求人を紹介してくれるかしら?

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転職エージェントとの出会いは意外と難しい

転職エージェントへの登録の経緯

ところで、あなたは転職エージェントに、どのような経緯で登録しましたか?

  1. 転職エージェントに直接登録
  2. 転職エージェントが集まる転職サイトで応募したい求人を見つけ、紹介依頼の形で転職エージェントにエントリー
  3. 転職サイトでスカウトメールをもらって登録

3.の場合は、ほぼ面談に招待されると見て良いでしょうから、登録後、面談に呼ばれないのだとすれば、1.か2.の場合が多いのではないでしょうか。3.の場合も遠方の場合には電話面談にはなるかもしれません。

3.で面談の案内が来ない場合については
>> 転職エージェントからのスカウトメールに返信したのに連絡が来ない!
を参照してください。

1.か2.の場合は、差し当たって紹介出来そうな求人がないから面談に招待されなかったということです。

実は、差し当たってでないこともあります。転職エージェントによっては、その想定している転職希望者像と著しく外れていると判断される場合があるということです。

興味のある求人を何度か見付け、或る転職エージェントに紹介依頼したことがあります。その度に、紹介を断られました。転職エージェント側の判断で、私は全くスペックが合わないと見られていたようです。興味のある求人を多数取り扱っていたので、何度か挑戦したのですが、全く相手にされませんでした。

同時期に、他の転職エージェントからスカウトメールを頂くことがしばしばありましたから、特定の転職エージェント、或はそれが複数あったとしても、悲観することはありません。同じスペックでも見方によって評価は著しく変わるということです。

将来的には・・・

更に、1.で登録したのなら、転職エージェントは大手または準大手でしょう。

取扱求人数の点からいえば、選択肢はありますし、将来、新たに求人が出てくる可能性があります。

それにもかかわらず、面談に呼ばれなかったのは、差し当たり紹介できる求人が無いのにもかかわらず、呼びつけるのは申し訳ないという気遣いである可能性があります。

一方で、転職エージェントが多用で、他の登録者より優先度を下げられ、時間をとってもらえなかったか、将来的に見て、紹介できる求人が現れる可能性が低いと判断されてしまった可能性があります。

ここで落胆してはいけません。

1転職エージェント1転職コンサルタントの見解

1.でも2.でも共通するのですが、一つの結果は、1転職エージェントの見解、より正確には、あなたの職務経歴書を閲覧した1転職コンサルタントの見解に過ぎないからです。

あなたの職務経歴書を正確に読み切れていない可能性も否定できません。

人の評価は難しい

社内のことを思い浮かべてください。或る特定の人に対しての人物評価が一様に定まることは有りません。或る人は、その特定の人物を高く評価するが、他の人は低く評価するといったことが普通に起こっていると思います。

社内で、社員全員の評価がきちんと正確になされているとは誰も思っていないでしょう。多かれ少なかれ間違いがあるし、時に不当な評価に陥ることすらあると誰もが理解しています。

転職エージェントの、転職コンサルタントのあなた評価も、もちろんプロフェッショナルの判断なので、社内の話とまったく同じだとは言いませんが、少なからず同様の要素があると見るのがまともな考え方ではないでしょうか。

転職コンサルタントの見解は、転職のプロフェッショナルのものなので、かなり参考にはなります。その一方で、転職のプロフェッショナルだからといって絶対視する必要はないのです。社内の例に戻れば、社内人事は人事考課のプロフェッショナルが行うにもかかわらず、公平でない評価結果が横行しているのではないでしょうか。

プロフェッショナルとは言っても百発百中ではありません。野球を御覧なさい。打者であれば3割打てば立派なものです。転職コンサルタントを打率で喩えることはできませんが、或る転職コンサルタントが相手にしない人材でも、別の転職コンサルタントは有望視するということが起こるのが、人材の世界です。

悲観的にならない

殊に(ことに)求人応募や転職エージェントの登録後の結果が思わしくないと、あなたのキャリア(職務経歴)、スキルなどあなたの全てが否定されたと感じてしまう、あなたが全否定されたと被害妄想に陥ってしまうかもしれません。

1企業や1転職エージェントに理解されなかったことで、全ての企業や全ての転職エージェントがあなたを否定すると結論するのはあまりにも大きな論理的飛躍です。

応募で断られた企業が、仮にそれが数社になったとしても同じことです。心理的にきついのはよく分かるのですが、数えきれない求人の中、例えば大手転職エージェントであれば、100,000件ある求人企業の1社です。それが仮に10社であったとしても、あなたは応募したたった10社ですべての会社を語ろうとしていることになります。

客観的観点-高い視点から自分の状況を見る

こうして大きな目で見ると、何社か応募した結果が好ましくなかったからと言って、もう駄目だと思ったりすることが如何に(いかに)馬鹿馬鹿しいことであるかが分かるでしょう。

転職エージェントだって同じです。大中小合わせれば無数にある転職エージェントの中で、あなたが接したのは僅か数社でしょう。全体を語るには少なすぎるのです。

あなたがそもそも転職活動に臨んで、転職エージェントに登録するという方針を立てました。この方針は継続維持すべきです。それは正しい方針だからです。

http://tenshoku.surikogi.net/employment_agency/

幸いにしてあなたは既に転職エージェントに登録することが転職を有利に進められることを知っています。後は頼みにできる転職エージェントに出会えるまで、エントリーし続けることです。

主観的観点-あなたにとっての意味で見る

転職エージェントがあなたを面談に呼ばない理由はあなたの視点から見れば2つです。

  • あなたに合わない転職エージェントである
  • 転職エージェントがあなたを正しく評価できていない

あなたに合わない転職エージェントであることは良くあることです。

転職エージェントがターゲットに考えている年代や職歴とマッチしていない(合っていない)ということです。

2.の経緯でエントリーした場合には以下の状況が考えられます。

あなたは転職サイトで自分に合いそうな求人を見つけた。

その求人の取り扱い転職エージェントにエントリーし、紹介依頼した。

転職エージェントは、募集要項に記載していない選考基準があり、それによりあなたには紹介出来ないと判断した。

通常は、取扱求人に近い求人がいくつかは見つかるものだが、この求人は、転職エージェントが主として取り扱っている種類の求人ではなく、単発の特殊な求人だった。

一見(いっけん)、相手にされなかったように見える状況でも、単にあなたに合った転職エージェントに登録していなかったという好例です。

転職エージェントとの出会いには試行錯誤

転職エージェントの選び方は、ランキングや口コミ情報は役に立たないことは、既に身を持って知ったことでしょう。

あなたに合った転職エージェント、転職コンサルタントと出会うためには、試行錯誤が必要なのです。

試行錯誤

転職エージェントに登録したとして、転職コンサルタントがあなたのレジュメをどう評価するのかはわかりません。これはあなたがコントロールできない話です。

転職サイトであなたが見い出した転職エージェントの持つ求人案件は、たくさんある中の1つに過ぎません。ただこの1つの求人は大切な手がかりであることは間違いありませんから、その1つの手掛かりから、その求人に類似したたくさんの求人案件を持つ転職エージェントを探し当てるのです。既に例示したように手掛かりと思った求人が転職エージェントの持つ求人全体から見ると例外的案件であることも想定しなければなりません。

淡々と耽々と

どうしても試行錯誤は避けられないということです。

登録後の結果に一喜一憂しないで、淡々と転職エージェントに登録するしかない。

淡々としながらも耽々とです。

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