気力こそ全て
焦れ(じれ)は誰もが経験
転職活動を続けていると、焦れる(じれる)時があります。
- 自分としてできることは一通り済んでの連絡待ちの状態の時
- 応募したい求人情報が見つからず待ちの状態の時
- 転職エージェントとの面談や応募企業との面接が間近に控えていて何も手につかず、手持ち無沙汰な状態
などなどです。
就業中でも気になることで、離職中なら尚更辛い状態です。
「手につかない」ことも誰もが経験
やるべきこと、やらなければならないことが分かっていても手につかないこともあります。
努力してきたにもかかわらず、思うように事が運ばない場合、進展しない現状にウンザリし、気が塞いで(ふさいで)しまうことは誰もが経験することでしょう。真剣に望めば望むほど、ちょっとしたきっかけで、糸が切れたように気が塞いでしまうことがあります。
適度に気を抜くことは必要なのですが、転職活動はあなたにとって一大事ですから、力が入ってしまってもやむおえないところです。
既に気が塞いでしまったあなた
気が塞ぐ前に、手立てを備えておきたいところですが、気が塞いでいる状態の解消が本題ですから、気が塞ぐ前の手立ては、前掲の >> 転職活動期間の一日の過ごし方|倦まず弛まず腐らず!【朝の散歩編】 を参照していただくこととして、早速、気塞ぎ解消の話題に入りましょう。
気力回復が最優先課題
曲がりなりにも、このページに辿り着き、何とかしようというあなたには、多少なりとも気力が残っています。本当に、完全に気が塞ぎ、気力が萎えてしまったら回復に著しく時間がかかりますから、先ずは気力回復を最優先します。
やりたいことをやる!
兎に角(とにかく)、今やりたいことをしましょう。好きな音楽を聴くも良し、好きな本を読むも良し、ショッピングに出かけるも良し、映画に出かけるも良し、美味しいものを食べに行くも良しです。やりたいことが、今直ぐできないことならば、その計画をしても良いでしょう。例えば、明日、何処かに出かけるのはどうですか?ハイキングでも、小旅行でも、釣りでも・・・。
その際に、
などといった感情は持つ必要がありません。
あなたの自然な欲求を呼び起こすことで、あなたの持つ内在された力を引き出すのが目的です。ですから、原則的にそれ以外のことは無視してください。
自分の根っ子にある健全性を信じる
仮に遊びまくったとしても、遊ぶことにかまけて転職活動を忘れてしまうことはありません。転職活動であれ、前職の就業時のことであれ、あなたが気が塞いだのは、あなたが真剣に取り組んできたという証(あかし)です。とりあえず今は、転職活動のことは完全に忘れてしまいましょう。あなたは根が健康なのです。
思い切って「オフ宣言!」
自分に向って「明日まで休暇!」とお休み宣言をしてしまうのも良いでしょう。仕事が決まったらしようと思って、我慢しているものがあるならば、それを先取りして行ってしまうのも良いです。
離職期間も就業期間と同じ人生の一部
離職期間や転職活動期間をあまり特別なものと捉えすぎないことも、心理的負担から解放される良い考え方です。真面目な人ほど、ストイック(禁欲的に)になりがちです。就業期間と同様に離職期間も生活すれば良いのです。
その為には、やることはやらなければなりません。そしてその為に必要なもの、それは気力です。だからこそ、先ずは気力回復なのです。
何もする気がしない
先ずは湯浴み!
そんな時は、シャワーを浴びたり、風呂に入るのが特効薬です。湯浴み(ゆあみ)すると、ともするといろいろと考え、頭だけになっていた自分に肉体があったことを思い出します。気持ちの良いことをすることで、肉体の存在を思い出すのです。※
※ ゆったりとシャワーを浴びたり、風呂に使っているのが苦手な人には銭湯に行くのが効果的です。銭湯に出かけると、出かけること自体で、気分が変わります。更に銭湯に入るという行為で、いつもよりは少なからず時間を掛けて湯浴みすることになります。それがリフレッシュに、心の洗濯になるのです。一見小さなことに見えますが、効果はとても大きいのです。
頭でっかちになっていたあなたは、健全な平衡感覚を取り戻します。
間髪入れずに表に出る!
少しでも気分が変わったら、服を着て表に出ましょう。間髪入れずに外に出ることが秘訣です。
活字を追っている今のあなたには、意味がなさそうに思われるかもしれません。そう、表に出ても何も変わらないように思うに違いありません。
それでも表に出てください。シャワーや湯船があなたの心境に変化を起こしたように、表に出ることが必ずあなたに変化を起こします。
気持ちの変化を確かなものにするためにも外に出るのです。そしてその気持ちの変化を心に留め置いてください。気が塞いだ時、改めて実践するためです。
私の言うことを信じなさい!