大きく変わる転職エージェントの対応
口コミやランキングは参考にならない
転職エージェントの選び方では、口コミ情報やランキング情報を参考に選んでも時間の無駄です。
転職エージェントの対応は、あなたの年齢、職務経歴、スキル、転職希望業界、転職希望分野、キャリアプランなどで大きく変わるからです。
かくいう私も、転職サイトから応募したい求人を探し、自ら紹介の申し込みを行ったところ、袖にされて枕を濡らす・・・枕を濡らすは冗談で、もうある程度慣れているのですが、相手にされないことが多々ありました。
その一方で、「登録しているあなたの職務経歴に興味を持ちました。添付した求人案件に興味がございませんか。」といったスカウトメールをいただくこともあります。
同じ私が、スカウトされたり、けんもほろろに袖にされたりするのは、転職エージェント、転職コンサルタントによって、興味のある「人材像」が異なっているからです。
先ずは大手転職エージェントに登録とお勧めするのは、受け皿が大きいからです。中小規模の転職エージェントとの関わりは、その転職エージェントが、自分の応募したい求人を持っていることが分かった場合やスカウトされた時に登録するのが良いのです。
転職コンサルタントの困ったちゃんに当たったらアウト
転職エージェントからスカウトメールをもらったら、先ずは
転職活動には無駄はつきものだと肚を決めているので、足を運ぶのですが、一度だけ怒って帰ってきたことがあります。
転職活動に関係のないことを根掘り葉掘り聞いてくるので、業を煮やしたのです。流石に職務経歴のある人に、小学生時代の話から事細かに訊いてくるのはないでしょう。仮に新卒だとして、職務経歴が無い状態でも、訊く内容ではないと思います。
ですから、職務経歴も10年以上ある転職希望者にする質問内容でないことは明らかです。質問の意図を確認しても回答は得られなかったので、この転職コンサルタントのスキルは言わないまでも人間性そのものに強い疑問を覚えました。従って、面談が完全に無駄に終わることが予見できました。遠方を遥々訪ねたにもかかわらず、これ以上時間を無駄にしないよう面談を打ち切って帰って来ました。
こんな滅茶苦茶なことは、後にも先にもこれだけです。
求人企業でもおかしな面接をするところはあります。それでもめげないことです。おかしな対応に遭ったら、諦めて忘れる。そして次に行く。これしか有りません。
転職には忍耐と
一粒で二度おいしい転職エージェント
転職エージェントに登録したら、転職コンサルタントの誰があなたの担当として付くかによって受けられるサポートの質は決まってきます。
上述のエピソードは極端に酷い例なので、特に警戒する必要はありませんが、担当してくれる転職コンサルタントで転職サポートの質が決まるのは事実です。このことが、転職エージェントを口コミやランキングで選んでも意味が無い所以(ゆえん:根拠)でもあります。
従って、良いサポートが受けられなかった場合には、新しい転職エージェントに挑戦するのが一般的です。
ところがそれを回避できるシステムを持った転職エージェントがあるのです。
複数の転職コンサルタントとお付き合いできる転職エージェント
転職エージェントには、転職コンサルタントの役割の範囲で二つのタイプに分類されます。
転職希望者を担当する転職コンサルタントが
- 求人企業担当も務める両面型[一貫型]
- 求人企業担当も務めず、求人企業の担当と別々である分業型
です。
両面型は、紹介される求人案件ごとに、それを担当している転職コンサルタントが、転職希望者の応対に当たります。従って、転職コンサルタントは求人ごとに代わることになります。勿論、同じ担当者の求人が続けて紹介されれば、同一の転職コンサルタントが対応します。
転職コンサルタントの交代が、人によっては落ち着きがない印象を受けるかもしれません。一方では、様々な転職コンサルタントと同時にお付き合いできることを意味します。従って、転職エージェントに登録したのに、転職コンサルタントが外れだったから、或は相性が悪かったから、登録が無駄になってしまったということにはなりにくいです。
両面型では、求職者対応と求人企業対応の両方を担わなければならないため、分業型に比べ、転職コンサルタントは高い資質が求められます。それもあってか、大手転職エージェントでは、ほとんどが分業型なのです。
その中で、異色なのが、JACリクルートメントです。業界第三位の売上を誇る規模でありながらでありながら、両面型を実現している転職エージェントです。
先ず登録しておきましょう。
サイコロの振り直しができる転職エージェント
転職エージェントに登録した場合、転職コンサルタントが一度担当した場合はずっと同じ型が、担当する場合が殆どです。特に大手の転職エージェントがその傾向にあります。ところが、転職コンサルタントの
それは転職エージェント・ワークポートです。首都圏、関西地区、福岡地区が主なサポートエリアとしています。
転職コンサルタントのチェンジをウェブ上で申し込みできるので、仮に転職コンサルタントとの出会いが不幸なものであったとしてもチェンジを依頼することで、新しい転職コンサルタントとやり直し、謂わば「サイコロの振り直し」ができるのです。転職エージェントに登録するのもそれなりの一手間ですから、これは嬉しいサービスです。
あなたが転職コンサルタントに尊重されるためには、あなたも転職コンサルタントを尊重しなければなりません。ですから、
いずれにしても面倒を掛けて転職エージェントに登録したのに転職コンサルタントのせいで無駄になってしまったという事態は避けられます。
また、転職アドバイザーとの面談後に、別途サポートデスクからメールが届くことで、転職アドバイザーのチェンジを申し出ることができる転職エージェントもあります。
それは業界最大手のリクルートエージェントです。こちらは全国対応なので、首都圏、関西地区、福岡地区以外のエリアの方も安心です。
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