転職サイトとは
転職サイトの活用は転職成功の可能性を大きく広げます。
それは、転職サイトの性格によって、自分で、キャリア(経歴)に相応しい求人案件を探すことが出来るだけでなく、人材紹介会社(エージェント)からもアプローチを受けることが出来るからです。
転職サイトの一般的な機能
転職サイトの機能としては、
- 求人案件データベース
- 検索機能
- 求人企業へのインターフェイス(橋渡し)
が挙げられます。
- たくさんの求人案件が集めてあって、
- その中から、求める求人案件を探すことが出来、
- サイトを通じて、求人を出している企業に連絡をとることが出来る
ということです。
求人情報ソースによる分類
- 企業が求人情報を直接に掲載
- 人材紹介会社が預かっている求人情報を掲載
に分かれます。求人企業に直接連絡をすることになるのか転職エージェントが間に入るかの違いです。
登録がスタートライン
いずれの転職サイトも求人案件に応募したい時には登録が必要です。
氏名、年齢、住所、電話番号などのプロフィール、希望職種、希望業種、就職希望時期、履歴書、職務経歴書などを登録します。
登録してある希望情報に基づいて、お勧め案件を拾い出してくれる機能があります。
希望条件は先ずは広めに、でも広すぎると・・・
希望条件は正確に設定しておきましょう。
何度でも変更できますので、職種など希望を広く設定したり狭くしたりすることで、より希望に合った求人案件を絞り込んで行くことが出来ます。
広めに設定すると、何故この求人案件が出てきたのだろう!?となりますし、殊の外に狭く設定すると選択肢が少なくなり、求人案件が絞られ過ぎてしまい挙がってこなくなります。
応募案件決定のプロセスは2通り
応募のプロセスは、サイトの検索機能等を活用して自分で求人案件を見つけるのと登録企業からのスカウトに応えるのの2通りがあります。
優れものの検索機能|私が探す!!
転職サイトでは豊富な求人案件情報から自分が求める企業をスクリーニングする(ふるい分けする)ことが出来ます。
業種、職種、希望年収、希望勤務地などのキーワードを設定して、様々にフィルターをかけて検索できます。一度利用した検索条件は保存しておくことも出来るので、定期的に検索するのに便利です。
自分で応募する求人案件を見つけ、応募した場合には、まず、転職サイトのシステムから直ぐに自動受付メールが届きます。
会社によっては、サイト運営からの自動受付メールと別に、受付メールが届くこともあります。
登録してある職務経歴情報の他に改めて応募書類を求められる!
その後、しばらく経ってから、1.のサイトの場合は、応募企業から、2.のサイトの場合は、人材紹介会社から、登録済みの職務経歴書などで「ざっくりと」書類選考し連絡が来ます。
「ざっくりの書類選考」を通過した場合には、改めて書類選考のため、履歴書及び職務経歴書を送るようにとの連絡が来ます。又、「ざっくりの書類選考」を待たず、初めから応募書類の提出を求められることもあります。
その後の連絡は、時と場合により、まちまちです。早く返信が来ることもありますし、長く連絡がないこともあります。この辺りは転職サイト経由で無い場合と同じだと言えます。
登録済みの職務経歴書などで、書類選考して面接の日時が決まり、履歴書、職務経歴書を面接の際に持参することを求められる場合も有ります。
頼もしいスカウト機能|私を見つけて!!
匿名によるキャリア公開
スカウトを希望すると、匿名で登録企業に公開されるます。つまり、個人を特定するような情報、氏名、年齢、住所、電話番号、メールアドレスなどが、マスクされ、明かされない状態で公開されます。
特定求人企業、特定転職エージェントへの情報公開を遮断
また、特定の登録企業に自分の情報を公開したくない場合については、特定の企業についてだけ非公開にすることも出来ます。また、自分の職務経歴などの記載を会社名についてはイニシャルにすることも可能でしょう。また、特定の単語をマスクするシステムを備えた転職サイトもあります。
職務経歴などに興味を持った企業が、スカウトメールを送ってくれます。
1.のサイトの場合は求人企業から、2.のサイトの場合は人材紹介会社(エージェント)から届きます。求人案件を確認し、応募するかしないかを決めましょう。
もちろん応募しない場合でも、返信はきちんとしてください。システム的に、応募以外の返信ができない場合には、応募の意向が無ければ致し方ありません。
応募することに決め、スカウトメールに答え、正式に応募手続きを進めると、マスクされていた情報は先方に公開されます。
応募時には正式書類を求められる
登録済みの履歴書と職務経歴書を閲覧した上で、スカウトメールをいただくわけなのですが、改めて職務経歴書及び履歴書をメールで送るように言われます。
履歴書については、一般的なフォーマットで作成しファイルをメールで送るのが良いでしょう。
職務経歴書は自由形式が一般的だと思います。送付はサイト内システムでなのか、指定メールアドレスなのかを確認し、先方の意向に従ってお送りしましょう。
以降は自分から応募した場合と同じです。